2017年10月28日土曜日

ZBrush Core で作ったオリジナルフィギュアがDMMから届いたよ

DMMへ出力依頼していたフィギュアが届きました。高さ7cmくらいです。

かっこよくしあがってきましたよ

ZBrushCoreで作ったのがこちら





出力までのやり取り

こんな感じでした。
・ZBrushCoreでお絵かき<ファイル形式:ZPR>
・出力用データに変換(ZBrushCore内でできます)<ファイル形式:STL>
・DMMのサイトでデータをアップロード&表示される価格を確認
・名前とか住所を記入して申し込み
・DMMからダメ出し(今回選択した素材だと2mm以下は無理、薄すぎて
 出力できないよっ)のメールを受信
・ZBrushCoreで薄すぎる箇所を厚くしてまたアップロード
・DMMからまだ薄いとこあって割れるかもだけどどうする?出す?の
 メールを受信
・割れてもいいっす!お願いします!のメールを返信
 ここで本当に申し込み完了
・DMMにて出力
・1週間後、到着…!
てな具合でした。DMM担当のメールは迅速丁寧でスムーズでした。
ちなみに発送元が石川県加賀市でした。そちらの方に工場?があるんですね〜。



厚さを測るためFreeCADをインストール

事前に厚みを計測しておかないとダメでしたね。このあとFreeCADというソフトを入れて測れるようにしておきました。FreeCADの使い方は厚さを測るだけなら簡単でした。ものさしマークをぽちったら、図面上で気になる箇所の最初と最後をぽちぽちとクリックするだけです。

気になる箇所の厚みを測る(耳は3.82ミリかなるほど)

この定規みたいなマークで測れるよ



ナイロン素材のさわり心地

無事到着したフィギュアですが、表面がとてもなめらかで驚きました。よーく見ると多少の積層跡はあるけどもうすこしザラザラかと思っていました。
DMMのナイロン素材は2種類から選べて、今回は数百円お高い方の「ナイロン(磨き)」というコースでお願いしました。もう1つの(磨き)がない方はもっとザラザラしていたと思われます。

ちなみに、このナイロン磨きは「バレル研磨」という磨きを行なっているそうです。工程はDMM.makeがYouTubeにアップして見ることができました。機械(スーパーエイトフィニッシャーというそうです)がぐるぐる回っているだけのシーンしかありませんが…。
研磨の際に研磨材とぶつかるので多少強度?厚さ?が必要なので2mmは欲しいとのこと。磨きじゃない方は0.8mmでOKらしいです。



3Dプリントの価格

高さ7cmほどの今回のフィギュア、送料込みで3,000円弱です。高いと見るか安いと見るかはありますが、この左右対称で不自然な凹凸もない立体を一から粘土で作る場合相当な技術と時間が必要なわけで。そんなに高くはないかなぁと思います。

自前3Dプリンタがあって出力に慣れている人から見たら高いと思うかも。

MacとZBrushCoreでお絵かきしたらDMMにお任せ。あとは1週間ほどかかりますが、忘れた頃に届くという大変ありがたいシステムだと思ってます。



でもやっぱり自前3Dプリンタがほしい

自宅にプリンタがあったら、精度は良くなくてもどんなボリュームやバランスになるかすぐに出力できる環境は憧れるなぁ。安いの買っちゃおうかなぁ。今部屋を絶賛片付け&模様替え中で、それ終わって置き場所あったら考えよう。

安いのから高いのまで気になるラインナップはこちら!
・BSCube(3万円ほど、秋葉原で実機見てきたけどコンパクト。精度は低いぽい)
・Finder(7万円ほど、人気機種。そこそこ良さげな出力ぽい)
・クホリア(一流クリエイターさんたちが愛用している30万円以上する超いいやつ)
・hunterやForm2(光造形タイプ、40万50万以上する超いいやつ)
・Bean(クラウドファンディングで準備中な安くて良さげな光造形タイプ)

とりあえず続くか分からないし安いの買って家ではざっくり出力。最終的な完成品はDMMにお願いとかがいいかな。

で近々ネット販売もしてみたいと思っとります。果たして誰か欲しがってくれるのか。
続く…!(かも)




【2017/10/29追記】
近々というかさっそくネットショップオープンしてみました。覗くだけでもよろしくお願いします!
make.dmm.com/shop/206417/